JIYUGAOKA BAKESHOPで軽食。差し込む光で明るい店内は、平日の14時頃とあって人もまばら。
四人がけの片側ソファのテーブル席に通されました。そっと置かれた切り花が可愛い。
ピッチャーで置かれるお冷の気遣いは助かります。
甘いものが食べたい気分だったので、メニューの左上に目が釘付け。パンケーキパンケーキパンケーキ。
名前がすでに美味しい「バターミルクパンケーキ」をオーダー。
トッピングは「フルーツ」(300円)とベーコン&エッグ(300円)を選ぶことが出来ます。たまごは目玉焼きかスクランブルエッグのどちらかにしてもらえるそう。
少し待つとパンケーキが運ばれてきました。
わぁー美味しそう!パンケーキが運ばれてくると必ず一声もれてしまう。絵力があるわぁ~
季節のフルーツとあったトッピングはバナナがメイン。バナナかぁ、ちょっとだけがっかり。
チョコレートソースなどのパンケーキなら、バナナでも美味しく頂けるんだけどなぁ。
ラズベリーとブルーベリーは冷凍感もなくフレッシュで、ベリー好きとしては嬉しい。
お好みでと添えられたシロップをかけて頂きます。
シロップ後!あまり変化なし。
ひとくち食べてみると、パンケーキの生地はふわーっとして中しっとり。3枚のボリュームを感じさせないくらい軽い食感で、ほんのりとレモンのような独特な風味が香ります。
パンケーキは本当にそのまま、パンケーキです。FLIPPER’Sのようなスフレ生地でもなく、メロウブラウンのようなワッフル生地でもなく、本当にありのままのパンケーキ。
どこか懐かしい家庭のパンケーキを、原材料からちゃんと厳選して美味しく作ったよというような感じ。それが好きという方にはたまらないかもしれません。
個人的には商品名に入っているくらいだから、ミルク感をもっと感じられたらよかったのになぁと思いつつ。
バターは別添えですが、こちらのパンケーキにはホイップなどのクリームは添えられていません。前知識を入れて食べないので、目の前に商品が来てみて知ってちょっとがっかり!ホイップクリーム大好きだから…
俗っぽい流行に左右されていない感じも、一つ先駆け的なこのお店のスタンスなのかもしれませんね。
でもバナナを乗せるなら、つなぎのクリームかチョコレートソースは欲しい…このパンケーキにバナナは要らないかなぁ。
バナナが積極的に独立運動をしてくるので、結局フルーツはフルーツ、生地は生地で食べることになりました。
生地とトッピングが上手に仲良くしてくれると、より美味しいなーと感じることができるので、この点に関しては少し残念。
もしかしたらこちらのパンケーキは、プレーンで頂くのが一番美味しいかもしれません。
ベイクショップのパンケーキは、人で例えるなら化粧も薄めな素材勝負の昔ながらの美人さん、という感じでした。
最近のこだわりいっぱい、トッピングいっぱいのパンケーキたちに慣れきってしまった感覚からすると、少し物足りない印象かもしれません。
素材の美味しさを、ゆっくりしっかり味わいたいという人にはおすすめです。