OPENから一ヶ月あまり経つ今も、休日になるといまだ行列の耐えない人気のお店FLIPPER’S。
「奇跡の」スフレパンケーキ専門店と銘打つこちらのお店は、緑道沿いにあったj.s.pancake cafeのリニューアル。

南口出てすぐ、緑道沿いの可愛い外観が目印です。
建物の１，２階はJOURNAL STANDARD relumeのメンズ・レディースの店舗になっていて、普通に買い物ができます。

FLIPPER’Sは３階。建物右手の階段を、陳列される商品の一部を見ながら上がっていくことになります。こういった店舗で３階まであがるところって少ない気がする。最初はちょっとびっくりします。

こちらの階段を登りきるとようやくFLIPPER’S。レジの手前にはベンチと数席の待ち合い席が設けられていて、人気なんだなぁと改めて実感。
ウェイティングボードに名前を書いたあとは、置いてあるメニューを見ながら談笑タイム。その間にもぞくぞくとお客さんが来て、平日の昼間にも関わらず、あっという間に店内の待ち合い席はいっぱいになりました。

休日になるとこんなものでは済まず、外の緑道にずらーっと行列が出来ます。外の行列が10人程度の時にお店に伺ったところ、待ち時間は約1時間ちょっと、という回答。

そもそもこちらのパンケーキ、メニューにも注意書きとして書かれているように「低温で丁寧に焼き上げますので20分ほどお時間を頂戴いたします」、です。行列がラーメン二郎目黒店くらいの、あれ、いけるかな？という長さであっても、焼き上がりまでの時間もかかりますし、女子のカフェタイムは長いです。
利用客の滞在時間を考えると、結構待つという覚悟で並んだほうが良さそうです。

待っている間、グズってしまう子供のためにおもちゃが用意されています。席に通される際に戻そうとすると、そのままお席までお持ちいただいて結構ですよとのこと。
席についてもパンケーキの焼き上がりまで更に時間がかかるので、小さな子供連れにはちょっとだけ助かる心遣いです。

メニューはこちら。SWEETS PANCAKEとMEAL PANCAKEと飲み物がラインナップ。
「奇跡のパンケーキプレーン」(1,000円)と「フレッシュフルーツパンケーキ」（1,300円）に加え、季節のパンケーキが一種。

店内は外観の印象より広めで、テラスの開放感が居心地の良い空間を演出しています。

手前にテーブル席、キッチン前にカウンター席、そして明るいテラス席があり、女性や子供連れで賑わっています。こういった行列店に子供連れが多いのは自由が丘ならではかな。
カウンター越しにパンケーキを焼くスタッフの方たちを見ることが出来ます。

焼き上がりまで20分と書かれていますが、実際はそれほど待った感じはしませんでした。 こちらが「奇跡のパンケーキプレーン」(1,000円)。あまりに柔らかいのでナイフは要らず、フォークで食べてくださいとのこと。

フォークを入れると若干の弾力を感じます。ふわっとした生地感ですが、中はしっとーりとした印象。
とろけるとまで言うとちょっと大袈裟かもしれませんが、確かに柔らかい食感で美味しい。

ホイップがちょっとだけ個性的で、とっても濃厚。パンケーキ3枚に対して少し少ないかな？と思いがちですが、コクがあって濃厚なのであまり量がなくてもバランス良く食べ進められます。

ドリンクは＋200円でコーヒー、ブレンドディー、ジュース類をセットでつけることが出来ます。
「カフェラテ」は480円と良心的な価格。アイスコーヒーは香ばしさと苦味が強めで、甘いパンケーキとよく合います。

お手洗いは女性用が一つ、男女兼用が一つ。
キッズチェアはベルト付きとなしの両方が常備されています。

行列はそもそも苦手で、並んでまで食べたいものなんて本当に限られたものだけだったりしますが、
実際にパンケーキを食べてみて、人が並ぶのにはそれなりの理由があるんだなぁと改めて思ったりしました。

雰囲気もとても良いので、ゆっくり甘いものを食べてお茶しにいきたいなーなんて日にうってつけのお店です。
自由が丘でリピしたいパンケーキに出会ったことがなかったので、個人的にそれは嬉しいかも。

ただ、オープンしたばかりの今はいかんせん混んでいます。ほとぼりが冷めて落ち着くことがあるのかなぁ、個人的にはそんな日を期待しています。
ベイクがいまだ行列をなしているのを見ると、ちょっと不安。

食べに行ってみたいと思っている方、可能ならぜひ平日の昼間をおすすめします。