設立25周年を迎えたIENAが、自由が丘にフラッグシップショップとして出店した大型店舗が「メゾンイエナ」。
こちらの一階に併設されたヴィエノワズリー専門店「RITUEL」が、一ヶ月ちょっとで閉店してしまったのは個人的にとても残念。
ピスタチオのエスカルゴ、見た目にも綺麗で美味しかったのにな。この移り変わりの早さは、さすが自由が丘と言わざるをえないですね。
そんなRITUELの跡地に、GONTRAN CHERRIERというとっても小洒落たブーランジェリーが明日10月21日OPENです。
呼び名はゴントラン シェリエ。絶対一回じゃ覚えられない。
写真はプレオープンの様子。店内にはRITUELのときとは打って変わって、たくさんのパンが所狭しと並んでいます。
パン・オ・ショコラやクロワッサン、フランスパンなどの王道から、クイニーアマン、モンブランやフォッカチャなど、種類が豊富。
店内右手にパンが陳列され、正面左手はイートインのスペースになっています。
レジの手前にはミルクなどのドリンクやジャムなども扱っていて、おしゃれながらもしっかり実用性を高めているのを感じます。RITUELのときはおしゃれすぎて、普段使いしづらい雰囲気でしたし。
中でも目を引くのがこちらの「クロワッサン」(180円)。ベストセラーというのも頷けるサクサク感で、トングで掴んだだけでパラパラポロポロと表面が崩れるサクサクさには、思わず期待が高まります。
テイクアウトの「カフェラテ」と一緒に三階のテラスで頂くと、軽い食感で小腹のお供にぴったり。
サクサクパリパリのクロワッサン生地の美味しさは期待通りで、中はしっとりと美味しい。甘すぎず素材の味を感じることのできる一品です。
ラテも3サイズ展開で値段も良心的。利用しやすいお店になった印象で、思わず嬉しくなります。
店内を見て歩くと思わず目を留めてしまうのが、こちらの黒いパンたち。
イカスミ入りの生地は見た目のインパクトとは裏腹に、食べてみると繊細でとても美味しい。
トマトはしっかりとみずみずしいのに、生地はべちゃっとせず、最後までもっちり&ジューシーを味わうことが出来ます。
「モンブラン」(350円)は鮮やかなフランスの国旗と、ちょこんとそびえ立つ出で立ちの可愛らしさに、思わず手に取ってしまう一品。
食べてみるとサクサクっとして美味しい。クロワッサン生地の中に入っているマロンクリームはラム酒入りですが、栗の美味しさのほうが際立っているので、アルコールは感じません。お子さんでも美味しく食べられる味になっていると思います。
クリームと生地のバランスが良く、食べている途中からまるでモンブランケーキを食べているような感覚になります。
モンブランを日本に広めた、この自由が丘の地にふさわしいパン。ぜひ一度食べてみることをおすすめします。
ゴントランシェリエ(覚えた)は、IENAの高貴で大人な印象を損なわず、かつデイリーユースしやすい工夫がなされている素敵なお店といった印象です。
パリの有名店でありながら、お堅すぎない店内はイートインスペースを構えたり、親しみやすい雰囲気があります。
一人でフラッと利用するにも、カップルでちょっとした休憩に使うのにも向いている、そんな空間。
店内入って左手すぐにエレベーターも完備しているので、ベビーカーでも3階のテラスを利用することが出来ます。
隠れ家的なこちらのテラスはちょっとした穴場で、買い物で疲れた時にラテを片手に寄るのがおすすめ。シェリエ(略した)のパンを片手に、ほっと一息つきたいときにぜひ利用したいお店です。
INFORMATION
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営業時間
10:00 - 20:00
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定休日
無休
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住 所
東京都目黒区自由が丘 2-9-17
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